2学期スタートのご挨拶
飛躍の2学期へ
校長 澤 田 克 之
夏休みも終わり、本日から2学期が始まりました。廊下では明るい会話が聞こえ、生徒一人一人の元気な表情を見ると充実した夏休みを送ることができたのではないかと感じています。
今年は、フランスでオリンピックも開催され、夜遅くまで、または朝早起きをしてテレビで観戦していた人も多かったと思います。私自身もなんとか眠気をこらえて、家族とともに応援しました。競技を終えた選手のインタビューでは、どの選手も自身の頑張りと支えてくれた人への感謝の言葉が綴られ、このオリンピックを迎えるまでの思いがひしひしと伝わり、画面越しではありますが、本当に感動しました。参加したすべての選手の頑張りに多くの勇気をいただき、スポーツはやはりいいものだとあらためて感じました。
さて、長い2学期ですが、中学校生活1年間の中で、生徒が最も飛躍できる期間であると考えています。日常の学校生活はもとより、学校祭、後期生徒会活動、宿泊研修、そして進路・・・その他多くの経験を通して、本校の教育目標である、「生徒が主体的に考え、判断し、行動するたくましい力」が身につく取組が盛りだくさんの学期です。何かをやり遂げた実感が自信となり、大人への第一歩をしっかり歩んでいってほしいと願っています。
しかし、子どもたちはこの時期、「思春期」と言われる多感な時期を迎えています。たくさんのことを吸収する反面、気持ちの揺れも多くなることがあると思います。そんな時、どんな言葉をかけてあげれば良いのか戸惑う瞬間もあるかもしれません。ご家庭と学校の様子を共有しながら大切なお子様を支えていきたいと思います。
2学期も更に、家庭・地域・学校の連携を密にし、子どもたちが「学び」「安心」「つながり」を実感できる教育活動を推進して参ります。
私たちも全力で取り組みます。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。